なぜ、ボクらは一発逆転を信じてしまうのか?

一発逆転しないダイエットの話

一発逆転ダイエット。

短期間で、劇的に変わる話。

こういう言葉を見るたびに、
ボクの中には、いつも同じ感覚が浮かびます。

「分かる。
 でも、ちょっと冷静になろう」
と。

今日は、
「それがダメだから」ではなく、
なぜ信じてしまうのか
という話を書きます。


一発逆転を信じた、いちばん最初の記憶

ボクが一発逆転を信じた最初の記憶は、
中学生か、高校生の頃です。

この先輩と仲良くしておけば、
怖い目に遭わずにすむだろう。

また同級生から一目置かれるだろう?
とか…

ぶっちゃけ今、思えば、
かなり浅はかな考えでした。

でも当時は、
それなりに切羽詰まっていたのです。

切羽詰まっているときって、
よく考えません。

考えられない。

一番近くにある
「すぐ効きそうな答え」を、
反射的につかみに行きます。


コツコツが信じられない理由

コツコツやりましょう。
積み上げましょう。

この言葉が嫌いなわけじゃありません。

ただ、行き詰まっているときに聞くと、
どうしても、こう思ってしまう。

それ、本当に報われる? と。

ゴールが遠すぎる。
途中経過も見えない。
保証もない。

だから、ボクらは、数字や期限が
はっきりした話に惹かれます。

一発逆転は、
努力を省く話じゃありません。

不安を一時的に消してくれる話です。


八方塞がりのとき、人は冷静じゃない

ボク自身、追い込まれているときほど、
冷静に考えられなくなることがあります。

アナタもこういう経験、
ないですか?

余裕があるときなら
「それ、やめといたほうがいいな」
と分かるのに。

焦っているときに限って、なぜか
一番ラクそうな答えに手が伸びる。

ボクも、何度もあります。

あとから思い返して、
「なんで、あのときは……😱😭
と、ひとりで頭を抱えるやつ。

欲が絡んだり、八方塞がりになると、
人は簡単に冷静さを失います。

それは、
特別な人の話じゃなくて、
ごく普通の人間の話です。


他人の成功体験が、ちょうどよく刺さる瞬間

テレビ。
雑誌。
SNS。

しかも、自分と似た境遇の人。

年齢。
体型。
生活リズム。

その人の成功体験は、
自分の未来に見えてしまう。

でも、その未来は、
希望というより、
錯覚に近い。

悪気はない。
誰も騙していない。

ただ、
自分と似た人の成功を見ると、
「自分にもできるかもしれない」と
思ってしまうことがあるのです。


仮に、一発逆転できたとして

ここで、少し想像してみます。

もし本当に、
一発逆転ダイエットがあったとしたら。

手に入れた瞬間は、
たぶん、満足すると思います。

でも、その状態に
ボクらは慣れていません。

仮に短期間で大きく変われたとしても、
ボクなら、その状態を
そのまま続けられるのかが気になります。

手に入れることと、
続けることは、
また別の話だと思うからです。


ボクがこの話を書いている理由

ボクは、
一発逆転を信じる人を
笑いたいわけじゃありません。

むしろ、ハラハラしているのです。

また同時に、
失敗も人生のスパイスだと思っています。

だからこそ、
失敗を笑い話にできる強さを持ちたい。

そのために、このブログでは、
ボク自身の失敗体験も書いているのです。


まとめ(というほどでもない話)

一発逆転に惹かれるからといって、
それだけで意志が弱いとは思いません。

少なくともボクは、焦っているときほど
「すぐに変われそうな答え」に
惹かれてきました。

もし、
「これで一気に変われるかも」
と思っている自分に気づいたら、
一度だけ、立ち止まってください。

そして、
「分かる。

 でも、ちょっと冷静になろう」と、
説得してあげてください。

もちろん、
一番 説得させたい相手は
このルキウス本人に、です。


※この記事は、筆者自身の経験をもとに、一発逆転的な考え方に惹かれてきた理由を振り返ったものです。特定の減量方法や断食を推奨することを目的としていません。体重や食事について不安がある場合は、医師などの専門家へご相談ください。


ルキウス・ヒラノ

ズルく、ゆっくり、確実に。
頑張らずに続いてしまった生活を、
このブログに記録しています。

▶ プロフィールを見る


コメント