※こちらの話はシリーズです。
一発逆転しないダイエットの話
一発逆転ダイエット。
短期間で、劇的に変わる話。
こういう言葉を見るたびに、
ボクの中には、いつも同じ感覚が浮かびます。
分かる。
でも、ちょっと冷静になろう。
今日は、
「それがダメだから」ではなく、
なぜ信じてしまうのか
という話をアナタに伝えます。
一発逆転を信じた、いちばん最初の記憶
ボクが一発逆転を信じた最初の記憶は、
中学生か、高校生の頃です。
実際、この先輩と仲良くしておけば、
怖い目に遭わずにすむだろう。とか…
他にも
同級生から一目置かれるだろう。とか…
ぶっちゃけ今、思えば、
かなり浅はかな考えでした。
でも当時は、
それなりにせっぱ詰まっていたのです。
せっぱ詰まっているときって、
よく考えません。
考えられない。
一番近くにある
「すぐ効きそうな答え」を、
反射的につかみに行きます。
コツコツが信じられない理由
コツコツやりましょう。
積み上げましょう。
この言葉が嫌いなわけじゃありません。
ただ、行き詰まっているときに聞くと、
どうしても、こう思ってしまう。
それ、本当に報われる?
ゴールが遠すぎる。
途中経過も見えない。
保証もない。
だからボクらは、
数字や期限がはっきりした話に惹かれます。
一発逆転は、
努力を省く話じゃありません。
不安を一時的に消してくれる話です。
八方塞がりのとき、人は冷静じゃない
追い込まれているとき、
人は合理的な判断をしません。
……というか、
できません。
アナタも、こういう経験ないですか?
余裕があるときなら
「それ、やめといたほうがいいな」
と分かるのに、
焦っているときに限って、
なぜか
一番ラクそうな答えに手が伸びる。
ボクも、何度もあります。
あとから思い返して、
「なんで、あのときは……」
と、ひとりで頭を抱えるやつ。
欲が絡んだり、八方塞がりになると、
人は簡単に冷静さを失います。
それは、
特別な人の話じゃなくて、
ごく普通の人間の話です。
ボクの場合、体重は“生活が止まる問題”だった
ボクは義足を使っています。
その関係で、
体重が増えたときの問題は、
見た目や健康以前に、
生活が止まるかどうかでした。
少しでもキツく感じたら、
その場で、ガチの断食
…というより絶食。
今振り返ると、
かなり強引なやり方です。
だからこそ、
IF(インターミッテッド・ファスティング)
という考え方に出会えたとき、
本当にスムーズでした。
一発逆転というより、
強行軍から降りられた感覚です。
※ここの話は別の記事にまとめています。
→なぜ、ボクはスリムな体型でい続ける必要があったのか?
https://lucius-hirano.com/why-i-need-to-stay-slim
失敗も、ちゃんとやりました
もちろん、失敗もしています。
食事の中身を気にせず、
時間だけを守る断食。
1stミールは固定。
2ndミールは、食べたり食べなかったり。
あの時は、ちょうど五十肩で、
ほぼ寝て過ごしていた時期でした。
なので、体重も、筋肉量も、
目に見えて落ちていき。
気づいたら、48kgを切っていました。
ただ、この時は
「あ、やりすぎたな😅」
こんな程度の話です。
本気で止めようと思えば、
止められる自覚がありましたから。
怖かったのは、
痩せたことそのものではありません。
この状態が“普通”になってしまうこと。
習慣は、
一度スタンダードになると、
そこから抜けにくい。
その意味で、
習慣は少しだけ怖いな、と。
だから、戻せる前提で続けている
今は、FiNCというアプリで
記録をしています。
レコーディング“逆”ダイエット、
つまり、増量のための記録です。
やってみて分かったのは、
自分が欲するものだけでは、
PFCバランスは簡単に崩れる、ということ。
記録することで、
行き過ぎたら戻す。
戻せると分かっているから、
一発逆転を探さなくて済む。
言い換えると、
ズルく、ゆっくり、確実に
ボクがやっているのは、
そのための仕組みです。
まとめ(というほどでもない話)
一発逆転を信じてしまうのは、
意志が弱いからではありません。
追い込まれているからです。
だからこそ、
気合いや根性よりも、
戻れる前提を先に作る。
一発逆転しないダイエット、
というのは、
劇的な変化を起こさない代わりに、
生活が止まらないやり方、
というだけの話です。
ボクがやっているのは、
そんな程度の話です。
※このシリーズの続き(3話/4話)は、⇒こちらです。
https://lucius-hirano.com/snacking-is-about-placement

ルキウス・ヒラノ
ズルく、ゆっくり、確実に。
頑張らずに続いてしまった生活を、
このブログに記録しています。


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